感染症拡大防止策をとりながら・・・②お茶出し

私たちグループ会社では、訪問時のお茶出しをご遠慮申し上げております。詳しくは、【コロナ対策しています 】をご覧ください。

マスクを外す・マスクに触れる・茶碗に口をつける等のリスクを減らすためです。

実際、「ご遠慮する」を伝えるのが難しいようで、タイミングを逸してしまったり、逆に余計な申し出をしてしまったりと後からの笑い話のタネが尽きません。

本来なら「お茶出し」は「喫茶去」でもあり、一息ついて落ち着いてから話をしましょうという大事な儀式でもあります。これを省略しなければならない今は、本当に残念です。けれど、今は自分が感染者かもしれないを前提に行動する時ですから、「お茶」という装置がなくても、一息ついて落ち着いて話ができるように工夫しましょう。

(ちなみに、普段なら「どうぞ」と勧められるまでお茶を飲んではいけません。供する側は「どうぞ」という声かけをしてあげてくださいね。)

訪問前に事前に双方が「お茶出しはしない」を了解できているのが一番です。また、お茶くらい出して差し上げたいという気持ちがあるのならば、しばらくは「後ほどどうぞ」とペットボトルで提供してもよいかと思います。

そして供される側は、本来ならば出されたお茶と茶菓子はすべて頂くのがマナーですが、今の状況下では手を付けないほうが安全です。

何もお断りしないと相手の気遣いを無にしてしまうので、そこはまたお断りを伝えておきましょう。

「今は、こういう状況なのでお茶は頂かずに失礼します。お心遣い、ありがとうございました。」とお伝えくださいませ。

以上、お茶出し編でした。