ある日、銀行の窓口で

知的障害がある人の成年後見人を引き受けていることもあって、金融機関の窓口で手続きをすることが多い。
払い戻し用の伝票に必要事項を記入し、届出印を押して、通帳と一緒に提出する。
しばらくすると担当の方が私を呼んでくれるわけだが、いつしか「番号カード○番の方」と呼ばれるようになった。
ここ一、二年くらいの変化のような気がする。
少し前は「○○さん(私の名前か、被後見人さんの名前)」と呼ばれていたはずだ。
こんなところでも「個人情報をむやみには明かさない」という意識が浸透していることがわかる。

2022年には個人情報保護法が改正されるという。
氏名など個人を識別する情報を消しても、個人情報として扱わなければならなくなるそうだ。
先日、グループ会社の福祉サービス第三者評価を担当する部署でも「利用者や職員のアンケートの結果をどこまで公表することができるか、できないか」が議論になったという。
「個人情報は事業所の情報資産ではなく、あくまで本人からの預かりもの」という意識をしっかりと持って、業務を進めていきたい。
(K)