医療等分野における情報の共有と収集と連結について

ちょっと前になりますが、8月13日付で、厚生労働省・医療等情報連携基盤検討会の報告書が公表されています。
医療「等」に介護や福祉が含まれるんだろうなぁと思いつつ、報告書を読んでみました。
厚労省・医療等情報連携基盤検討会 →https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000311427.html

どうやら被険者番号を個人を識別するためのキーにして、国民の健康と社会保障のためにどんどん使えるようにという方向性が決まったようです。
マイナンバーを使うとか、医療用に新たな番号を付与しようとか議論がありましたが、現実的ではなかったのでしょう。

私たちの仕事や生活に今すぐ影響があるものではありませんが、被保険者番号がこれから新たな役目を持つのであれば、おろそかに利用や保管をしていてはちょっと拙いですね。

特に職員番号=被保険者番号とされているような場合は、記載書類やデータの安全管理レベルを上げる必要があると思われます。
改正個人情報保護法で、被保険者番号だけでも個人情報となっていることも踏まえ、今一度職場での扱いについて点検をしてみるのも良いと思います。