新しいタイヤ、インターフェース

自転車が好きです。

公共交通機関や車なんかはなるべく使いたくありません。できれば自転車で行きたいんです。
調査で施設にお邪魔する時も自宅から10㎞圏内なら自転車を使うことが多いです。
そんな訳で使用頻度が多く、脚力も強いようで通常なら4、5年はもつタイヤは大体3年弱で交換しなければならなくなります。

いつもの通勤経路には急登の坂道があります。ここを足を着かずに一気に駆け上がるのがささやかな喜びで自転車を降りずに上まで登れたことによる達成感と満足感を味わっていました。それが半年ほど前でしょうか?上まで登ることができなくなってしまったんです。ペダルが踏み込めず、途中で自転車を降りて残りは押して登るしかありません。これはいささかショックでした。「寄る年波には勝てないなぁ」と寂しく思っておりました。

そんな自転車ライフを送っていると、またタイヤが傷み交換をしなければならなくなりました。
新しいタイヤで走ってみると快適です。ペダルを踏みこんだ力が確実に路面に伝わっているのが分かります。
「これはいけるかも!」
例の急な登り坂に挑戦です。以前のように楽々と登りきることができました。
どうやら坂が登れなかったのは、タイヤの老朽化により力が十分に伝えられなかったことが原因だったようです。

こちらの情報を相手に確実に届けるには、意図をしっかりと分かってもらうには、考えをきちんと相手に伝えるには、「接点って、やっぱり大事だなぁ」などと考えながら自転車をこぎ続けました。