自分で動ける私たちは、日々、何をするときもいつも自分で決めて行動していますね。
足のケガをして、そんな当然の事を再確認したときの話です。
友人や家族に買い物や家事を任せてなんとか過ごした一ヶ月。
とても有難くて感謝すべき日々でした。
一方で、自分のあたりまえの意思や欲求を「あきらめる生活」にも感じたんです。
・買い物のお願いしたけど、こんなに大量の揚げ物… 3人家族です(笑)
・そこに落ちてるゴミ、みんなは気にならないのね…
・食器、もう少しよく拭いて欲しいかも……など挙げればきりがありません。
人として、大人として、家族として、いろんな気持ちに折り合いをつけて、
自分ならやるであろういろんなこと、自分の自然すぎる欲求を「あきらめる」、
そして「任せる・ゆだねる」
自分でできないって、なかなかのストレスです。
手には届かないけれど、見える所に落ちている糸くず。
とても気になったけど、動けないので拾うのをあきらめました。
多くの意向を訴える、職員にとって大変な利用者さん。
もしかすると、自分のあたりまえをあきらめないように頑張っている方なのかも…
「職員さんのやりかたでいいのよ」と言ってくれる利用者さん。
かつては、自身で決めてやってこられたはず。でもどこかで「あきらめる」ことをして、今はゆだねているのかも…
なんて考えた日々でした。
みなさま、ケガにはお気をつけくださいね…